小さな親切大きなお世話
普通に生活しているとあまり意識をすることはありませんが、Wordのようなソフトというものは、あくまでワープロとして利用されることを想定して作られています。つまり、手軽に印刷できて、「はいどうぞ」と人様に見せられることを目標としているソフトです。つまり、本にするためのソフトではないのです。
雑誌を考えていただけるとわかると思うのですが、本には色々な要素があります。写真、字体、レイアウト、字飾り、圏点、柱……
こうしたすべてを実現するためには、別のレイアウトソフトというものが必要です。たとえば、QuarkやInDesignがそれにあたります。
こうしたソフトは画像や文書といった様々な形式のファイルを統合するためにあります。したがって、中途半端に情報を吹かされたファイルというのは、扱いが面倒になります。特にWordというものは、無駄な書式情報がやたらと入っているので、本当に手間がかかります。Wordはワープロソフトとしては秀逸なものですが、製本のワークフローに入るとなると、とても面倒なソフトに早変わりします。培った経験が邪魔をするというのは、人生と一緒ですね。
以上の理由から、破滅派では雑誌化に際してtxt形式での入稿をお願いしています。
繰り返しになりますが、破滅派はとりもなおさず文芸誌です。様々な人が寸暇を惜しんで尽力してくれています。一人が面倒だと思うと、その十倍以上の労力が数少ない有志にふりかかってきます。どんなことでもいいので、破滅派のために力を貸していただけると助かります。
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