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書くための約束事と小説技法

約物

カギカッコや句読点などの「字以外の記号」を総称して「やくもの」と呼びます。おそらく、ライターの仕事や正式な論文を執筆した経験のない方は、なじみもないため、正しい使い方がわからないのではないでしょうか。< 山カッコ>や《二重山カッコ》、〔亀甲カッコ〕などの使い分けはけっこういい加減ですが、それぞれ役割の違いがあります。

〈〉は横組文字用、《》は横組の作品名、引用文、カッコ内カッコ用。〔〕は引用文中に引用者の意見を入れるときなど。ここが参考になります。

もっともよく見るケースは?(疑問符)と!(感嘆符)のあとで一字空けをしていない場合。三点リーダー(…)とダッシュ(―)を一つしかつなげていないケースもよくあります。これは必ず二つ連続で続けることになっています。

この文では一字空けをしていませんが、それは約物である?と(が連続しているためです。


三点リーダーをナカグロ(・)が三つ続いたものだと思っている方も散見されますが、これは間違いです。三点リーダーは句点(。)を三つつなげて変換すると出てきます。これは全角一文字分ですが、ナカグロ三つだと、半角でも全角1.5になってしまいます。つまり、文字量が違うのです。ダッシュと長音(ー)、ハイフン(‐)も間違えやすいので注意してください。

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