2008年5月2日 金曜日

長い作品の分割方法

この投稿のカテゴリー:執筆マニュアル, 投稿・執筆に関する情報 — 破滅派編集部 @ 5:06:26

なにはともあれ、長編はエライ

長編小説を書くというのは、とても大変です。もしもそれを完成させることができたのなら、それだけであなたは立派な文学者です。まずは自らの労をねぎらう意味を込めて、茶でも煙草でも一服してください。慌てて投稿するには及びません。

さて、一息ついたところでもう一仕事と行きましょう。すでに作品は完成したのですから、もうなにもしたくないかもしれませんが、あと一息です。

校正する

長編を物したほどの御仁ならば、すでに校正は終えているかもしれません。が、そこでもう一踏ん張りです。長編小説というのは、辻褄あわせがとても大変です。「一度脱いだ服をもう一度脱ぐ」などというのはザラで、ひどい場合には、死んだ登場人物がもう一回死んだりもします。校正には十二分に注意しましょう。

ファイルを分ける

校正が済んだら、ファイルを分割する必要があります。執筆時点では1つのファイルで書いていたと思いますが、投稿に当たっては分割していただきます。というのも、みなさんもそうだと思うのですが、300ページもある作品を一気に読めるほど暇な時期はそうないと思います。「俺は暇だぞ!」という方は、それほどみんなが暇ではないことをご理解ください。
SWFファイルには「しおり」にあたる機能がないので、自分がどこまで読んだのかを毎度探し当てるのは困難ですよね? したがって、一回で読み通せるぐらいの分量に分割する必要があります。

ちなみに、これまでは編集部でやっていましたが、1.どこで分けたらいいのか著者に確認を取るのが大変 2.編集部も自分の作品を書きたい 3.長すぎると手をつけるのがおくれる などの理由により、自分でわけていただくことにしました。

まず、分けていただくときの基本原則は1話あたり400字詰め原稿用紙換算で20~40枚ということです。150枚の長編だったら、5回ぐらいに分けるのが適当でしょう。プロの書く連載小説ではないので、各回の分量に不均衡があるのはいたしかたありません。「どこでわけたら次回も読んでもらえるか」というところが作者の力量なので、ここでは立ち入って説明しません。

分けたファイルの名前とあらすじをつける

さて、ファイルを分けたら、こちらで配布しているフォーマットに従い、各回に名前をつけましょう。だいたい「タイトル(1)」などで構わないと思います。あらすじに関しても各回ごとにちゃんと考えましょう。もくじで「連載小説」と検索にかけてみてください。「方舟謝肉祭」は各回に異なったあらすじがついていると思います。こうした方が、読んでもらえるような気がしますよね。もちろん、あらすじはこちらのページにしたがって、きちんと報告しましょう。

投稿する

それでは、分割したファイルを順次編集部に送りましょう。まとめて送ったほうが、編集部としては掲載計画を立てられるので、ありがたいです。

逆に注意すること

「分割してファイルを送る」という方法に慣れてくると、やってしまいがちなのが完成する前に送ることです。なぜこれが駄目かというと、連載がとても難しいということに起因しています。プロが書く新聞連載小説でさえ、2年前から執筆者が決まっていたりします。その場で思いついて連載を続けられる人は、かなりの才能の持ち主です。大体途中で頓挫することになるので、作品が完結してから送るように心がけましょう。

ちなみに、編集部の知る限りでは、いきなり「第一回」とブチ上げる人に限って続きません。

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